秒で治すプラスチックの補修、デロンギDORAGONのトップハンガー修理

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こんにちは^^
ねこへい工房のコブです。
今日はちょっとしたプラスチックの補修についての話です。


何年か前に、光熱費を見直したときにオイルヒーターを買いました。
正直メリット、デメリットがあるんですが、
電気代はそこそこ、空気が汚れないという感じです。

電気代はこたつ→電熱絨毯→オイルヒーターと、3番目位でしょうか?
しかし理由の1番は、家族の要望というのが大きかったです。
なんか、「デロンギ」「オイルヒーター」というのも良さげじゃないですか。

良いんですが、オイルヒーターと言えども、稼働させて寝るとやっぱり乾燥はします。
冬という時点で乾燥があるんでしょう。

今のオイルヒーター(全部かは知りませんが)は熱くなりすぎないので、
濡らしたタオルなどを掛けておくとバッチリです。

「ドラゴンデジタル」というモデルのようです

さすがに直に掛けるのは抵抗がありますが、
オプションでトップハンガーというものがあります。
というか、こういう名前なんですね。
アマゾンで見てみるともう取り扱い終了のようです。

イントロがちょっと長くなってしまいましたが、
これの足が壊れてプラプラです。
下の写真で左手前ですね。

中央に追加されている細い金属の橋は、ステンレスで以前作ったもの

接着剤が一番手軽なのですが、
接着面が小さいので取れてしまうでしょう。
また、強度のある接着は接着剤の選定が難しいものです。

私はそうした知識が薄い事と、
・接着剤の種類が増える事
・めったに使わないのでコストが良くない
・長期保管しにくい
等の理由であまり使いません。
とはいえ、2~3種類は常備していますが・・・

プラスチックの補修には、接着剤の他に樹脂溶接というものもあります。
熱してプラスチックを溶かしこんでひっつけるのです。
時々やりますが少し難しく、まず沢山あるプラスチックの種類の中から、
同じものを材料として用意する必要があります。
溶かしこむ材料が違うとつかないのです。


そこで、今回は金属を使用して修理します。
これは仕事柄材料が身近にある事もありますが、
種類を問わない事、乾燥を待たない速さ、補強となる事、
接着剤や溶接時の種類を間違えたときに起こる、不純物の問題など、
案外メリットが多いです。

特に不純物の問題が無いので、失敗しても接着剤や溶接に変更しやすいです。
接着剤間違えると、取り除くのが大変そうでしょう?
溶接はもっと絶望します・・・。

1.0ミリのチタンの棒です。
普通は手元に無いと思いますので、ピアノ線かステンレスで良いと思います。

チタンの弾性にも期待していますが、
パーツ全体で弾性を出していそうですので、この金属はもっと太い、硬いものでも問題ないでしょう。
むしろ弱すぎると曲がって戻らなくなるかも知れません。

長いままバーナーで真っ赤に熱して、このように横から当てます。
めり込んでいって、勝手に取れなくなってくれます。
長いまま使う事で、熱容量を大きくしています。
バーナーが無くても、コンロでも行けます。

ピンぼけですが、金属をペンチなどで切ります。

もう一か所やって、こんな感じ。
後で見えなくなるところなので、適当で大丈夫。

「カチッ」とハマるようになりました^^

ここまで僅か数分です。
「秒」は言い過ぎでした・・・。




↓最近作ったもの「大人のチタンヘアピン」

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