DIYでも使えるバーナーを比べてみる

DIY
DIY物づくり

こんにちは、ねこへい工房のコブです。

仕事でバーナーを使いますが、
場合によってはDIY用の、ホームセンターの物が使いやすい時もあります。


以前は職場でアセチレンガスを使用したバーナーを使用していました。
↓の様なものの、もっと大きな奴でした。
酸素のタンクと2つ並べて使うタイプです。

そういうのは金属を焼き切ったり、直径10ミリとか太めの鉄の丸棒を曲げたりできます。
たまに使うだけだったので、収納場所から出すのも時間がかかって面倒でした。
写真の物はアセチレンだけなので、出来る事は少し減りますが、
軽そうだし、着火も簡単なようですね。

もっと出来る事が少なくなりますが、
DIY用の物は小さく、ガスも簡単に手に入って楽です。
今日は現在手元に幾つか残っている物を、
それぞれ使ってみて感じたことを書いていこうかと思います。

今持っているのは、
DIYでも使えるバーナー3つとおまけの小さいバーナーです。

新富士バーナー パワートーチ パワートーチ RZ-840

パワートーチ RZ-840
1600℃
¥3,850(税別)


現在メインで使用している物です。
検索してみると意外に出てこず、
実は使いやすいぞ、と言いたいです。


「ワンハンドで点火・消火が可能!いつでもお好みの火力で点火可能!スライド式の火力調整つまみで、強火から弱火までの微調整が無段階に可能です。空気調整つまみで、1600℃の強力集中炎から800℃のソフト炎が自在につくれます。チャイルドロックレバー付の安心設計。360°フルタイム逆さ仕様可能」

とのことですが、購入当時はあまり気にしていませんでした。
それまで使っていた、「新富士バーナー パワートーチ RZ-820S」(後述)
が約1500度と説明されており、
ちょっとだけ温度が高いので購入したように思います。

今となってはこれより良さそうな物が見つかっていないのですが、
もちろん「使い方によって」です。

元々勤め先で勝手に「効率化」に狂っていた事もあり、
とにかく使いやすさが重要だと思っているのですが、
製作時間が短く出来れば色々と余裕が出来ます。
無駄が少なければ、ガスの使用量も変わってきます。

人差し指の所がガス量、その前方の広い黒い部分で空気量を調節します。
これの位置がまず便利。
これでは隠れて見えませんが、
下部にあるトリガーを引くことでガスが出て、同時に着火します。

トリガーを離すとガスが出ない事がまた良い所。
「さっ」と次の作業に入れます。
こうでないと、いちいちガスを留める作業が毎回必要です。

「バーナー→確認→バーナーor次工程」
という流れも多いはずです。

トリガーの更に下部には、「チャイルドロック」と
トリガーを押しっぱなしに出来る「ロック」があり、
私は使用しませんが、固定して両手での作業も可能です。

小~中開度でこんな感じの炎です。
ガスのレバーが中ほどになっていますね。
空気量と合わせてさっと変えられるんです。

反面、ダイヤル程細かくは決めにくいかもしれませんが、
正直そんな細かい温度設定に意味があるとは思えません。
ダイヤルと違い、一目で分かるのもいいです。

栄富士BT501

栄富士BT501
約1500度
1590円(税別)

以前使用していたのはこのBT501で、当時は特に不具合は感じていませんでした。
多分、色んなホームセンターに置いてあるのではないでしょうか。
買いやすいというのは魅力の一つです。

価格はネットでの参考ですが、安価です。

かなり長い間お世話になり、基本的なところで問題はありません。
ですが840を使ったあとではもう使いたくありません。
後部のダイヤルを回してガス量を決めるもので、
トリガーを離してもガスが出るため、これを作業ごとに閉める時間がつらいです。

酷使したせいか、たまに落としていたせいか、
ボンベとの接続部分からガスが漏れるので今回は炎を撮影しませんでした。

この後部に点火ボタンがあるのも使いにくいです。
恐らくですが、コストダウンのためだと思いますので、
安価に提供するためだとしたら良い事です。

新富士バーナー パワートーチ RZ-832

「新富士バーナー パワートーチ RZ-832」
最高1,800度~2,000度(最低800度)
¥2,400(税別)

「新富士バーナー パワートーチ RZ-832」は、840がとても使いやすい事に驚き、
更にプロっぽいもの、高温の物を購入した時の物です。
最高1,800度~2,000度(最低800度)とあり、心躍りますが、
私の主な用途ではその能力を発揮することはありませんでした。
しかしもちろん良いものです。


トーチの向きが上向きなので、頻繁に置いたり使ったりするには、
840と比べると煩わしく、トリガーを離してもガスが出続けてしまうタイプです。

また、ガスの流量や空気の量で着火しにくい事もあり、
頻繁に着火を繰り返すには向いていません。

恐らく置いて使用するといいタイプですが、
固定できるオプションを購入しないと簡単に倒れます。
じっくりと作業する時に相性が良くなりそうです。
しかしそういう方でしたら、
慣れてきたらもっと固定タイプに特化したバーナーに買い替えるのではと思います。

・・・と思ってはいるのですが、久しぶりに出してみて、
簡単に転ばないように台を製作してみました。
そうして使用してみると、使いやすく、
これはこれで置いての使用、炎の具合も魅力です。
次回、台の製作と合わせて書いていきます。

あとは強い火力が必要な場合には選択肢に入るでしょう。

小開度でも強そうな炎です。

なんか小さいやつ

大昔に買った、携帯用の物です。
名前も解りません。
ターボライター用のガスを後ろから入れ、着火はライターか何かで。

ただ、容量が小さいので、使いどころを選びますね・・・・
最近は細い炎を試したい時にちょっと使ったくらいです。
でも形はかっこいい。
先端のトーチ部分はライトセーバーのようでもあります。
放熱板でしょうか。

ほっそい。






↓最近作ったもの「チタンチョーカー」
オーダーありがとうございました^^

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