友人の乗っているヤマハのアメリカンバイク、
ドラッグスターにバックレストを付ける事になりました。
元々ついていたものはオプションで付けたものらしく、
ナットの付いているベース部分も相当に壊れ、
シート屋さんに頼むとまあまあの値段になりそうです。
そこで安価な中華製を探し、取り付け方法を工夫することになりました。
更に安価な物もあったのですが、取り付け部分などの情報がある中で探すと、
今回のものとなりました。
幾つか方法が思い浮かびますが、
今回は付属の部品を加工することにします。
溶接加工しますが、小さなプレートをもう一枚使うなど、
溶接しなくても加工を工夫すれば取り付け可能です。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210113_182818-768x1024.jpg)
純正オプションらしい元のバックレストと比べ、とても軽いです。
その代わりクッションが安物ではないかと想像しますが、
シートと違いバックレストはそこまで良いクッションを使うより、
軽量化した方が好みです。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210114_130503-1024x768.jpg)
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210114_130510-768x1024.jpg)
ベースプレートの樹脂が薄く、少し不安を感じます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210113_182825-768x1024.jpg)
このように3か所にネジ穴があり、付属のプレートを使って留めます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210112_150835-768x1024.jpg)
クロームメッキでしょうか、しっかりしたメッキです
取り付けの部品は厚さ3ミリ程ありそうで、周囲をプレスで曲げた頑丈な物です。
重いのがネックですが、せっかくなのでこれに溶接加工することにしました。
写真は新たに5ミリで下穴をあけ、6ミリのネジを切った状態です。
つける予定のドラッグスターは、オプションでY’sギアの背もたれが付いています。
バックレストの取付穴を測ってみると、
6.7ミリの穴が、縦横75ミリ角で4つ空いています。
用意したバックレストの取り付け位置が3か所で、全く合いません。
これの1つ穴の方に鉄の板を溶接し、取付穴を4つ開け直します。
元の3か所の穴はバックレスト側を留めるのに使います。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210112_150855-768x1024.jpg)
ホームセンターで購入した、鉄のフラットバー。
4・5ミリ厚だったでしょうか?
これを大体35~40ミリ程にカット。
カットにはサンダー(ハンドグラインダー)を使いました。
便利な道具ですがうるさいんですよね…。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210112_152215-768x1024.jpg)
鉄製の机にクランプすることで、取り付け面を平たんにしていますが、
フラットバーにクランプでも問題ありません。
溶接には電気が通るように、溶接部のメッキと、フラットバーの黒皮をサンダーで落としておきます。
不純物があるとはじけたりするので、少し念入りの方が安全です。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210112_152211-768x1024.jpg)
そのまま溶接していますが、仮止めだけ行い、
クランプを外して溶接でも構いません。
熱による変形が少ないので、クランプしたままの方が楽ですが。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210112_152509-768x1024.jpg)
ある程度の位置を決めておけば見えなくなる部分のはずなので、大体の位置で大丈夫です。
溶接の後に穴あけ位置を決めていきます。
同じく5ミリの穴をあけ、6ミリのネジを切ります。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210113_182808-768x1024.jpg)
溶接部分に飛び出たところがあれば削って塗装。
今回はお金や時間を使いたくないのでこれで完成。
見えなくなるとこですしね^^
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210113_183600-768x1024.jpg)
バックレストに取り付け。
本来はこのプレートで、バーを挟み込むはずですが、
プレートの上から留めます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_171915-2-733x1024.jpg)
こんな感じで背もたれ本体に留めます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_171857-1024x768.jpg)
夕方に写真を撮ると雰囲気が良いですね。
つけられたので、同じバックレストをライダー側にもつける予定です。
溶接しない場合
色んな方法があると思います。
〇簡単な方法だと、先ず板状の部品に1つ穴をあけて、
1つ穴の方に共留めし、75×75の取り付けピッチに合わせて2つ穴をあける方法。
〇大き目の金属板が手に入ったら、合計7つの穴をあけて作るのも良いと思います。
他にもありそうですね^^
最近作ったもの「チタンで作ったツノのヘアピン」↓
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0823-1024x678.jpg)
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