中華製バックレストをドラッグスターにつける加工。

DIY
DIYバイク物づくり

友人の乗っているヤマハのアメリカンバイク、
ドラッグスターにバックレストを付ける事になりました。
元々ついていたものはオプションで付けたものらしく、
ナットの付いているベース部分も相当に壊れ、
シート屋さんに頼むとまあまあの値段になりそうです。

そこで安価な中華製を探し、取り付け方法を工夫することになりました。
更に安価な物もあったのですが、取り付け部分などの情報がある中で探すと、
今回のものとなりました。

幾つか方法が思い浮かびますが、
今回は付属の部品を加工することにします。
溶接加工しますが、小さなプレートをもう一枚使うなど、
溶接しなくても加工を工夫すれば取り付け可能です。

中華製の安価なバックレスト

純正オプションらしい元のバックレストと比べ、とても軽いです。
その代わりクッションが安物ではないかと想像しますが、
シートと違いバックレストはそこまで良いクッションを使うより、
軽量化した方が好みです。

中身を出すとこんな感じ

ベースプレートの樹脂が薄く、少し不安を感じます。

このように3か所にネジ穴があり、付属のプレートを使って留めます。

付属のメッキパーツ
クロームメッキでしょうか、しっかりしたメッキです

取り付けの部品は厚さ3ミリ程ありそうで、周囲をプレスで曲げた頑丈な物です。
重いのがネックですが、せっかくなのでこれに溶接加工することにしました。

写真は新たに5ミリで下穴をあけ、6ミリのネジを切った状態です。
つける予定のドラッグスターは、オプションでY’sギアの背もたれが付いています。
バックレストの取付穴を測ってみると、
6.7ミリの穴が、縦横75ミリ角で4つ空いています。
用意したバックレストの取り付け位置が3か所で、全く合いません。
これの1つ穴の方に鉄の板を溶接し、取付穴を4つ開け直します。
元の3か所の穴はバックレスト側を留めるのに使います。

ホームセンターで購入した、鉄のフラットバー。
4・5ミリ厚だったでしょうか?
これを大体35~40ミリ程にカット。
カットにはサンダー(ハンドグラインダー)を使いました。
便利な道具ですがうるさいんですよね…。

鉄製の机にクランプすることで、取り付け面を平たんにしていますが、
フラットバーにクランプでも問題ありません。
溶接には電気が通るように、溶接部のメッキと、フラットバーの黒皮をサンダーで落としておきます。
不純物があるとはじけたりするので、少し念入りの方が安全です。

そのまま溶接していますが、仮止めだけ行い、

クランプを外して溶接でも構いません。
熱による変形が少ないので、クランプしたままの方が楽ですが。

ある程度の位置を決めておけば見えなくなる部分のはずなので、大体の位置で大丈夫です。
溶接の後に穴あけ位置を決めていきます。

同じく5ミリの穴をあけ、6ミリのネジを切ります。

溶接部分に飛び出たところがあれば削って塗装。
今回はお金や時間を使いたくないのでこれで完成。
見えなくなるとこですしね^^

バックレストに取り付け。
本来はこのプレートで、バーを挟み込むはずですが、
プレートの上から留めます。

こんな感じで背もたれ本体に留めます。

夕方に写真を撮ると雰囲気が良いですね。
つけられたので、同じバックレストをライダー側にもつける予定です。

溶接しない場合

色んな方法があると思います。
〇簡単な方法だと、先ず板状の部品に1つ穴をあけて、
1つ穴の方に共留めし、75×75の取り付けピッチに合わせて2つ穴をあける方法。

〇大き目の金属板が手に入ったら、合計7つの穴をあけて作るのも良いと思います。

他にもありそうですね^^

最近作ったもの「チタンで作ったツノのヘアピン」↓


コメント

タイトルとURLをコピーしました