うちのウォシュレットは今日も気分よく水を出してくれています^^
しかし一点だけ何年も抱えている問題があります。
機械から茶色い何かが出るのでス・・・。
どう見ても「あれじゃね?」
書いちゃダメなやつじゃね?
違うんです。
どうも聞いたところ、「基盤」が溶けて出てきている、というのです。
基盤?ほんとかよとも思うのですが、
出てきているのは樹脂のようですので、
防水処理に接着剤の様なものでコーティングしているのではないでしょうか。
交換することになったので、この樹脂の厄介さや、
古い便座の交換でまずい事態に陥ったことを書いてみます。
取り外し
茶色い樹脂がどう見ても「やつ」なので、
交換前の写真はあまり撮っていません。
すみません・・・。
まあ、色んな所で解説されていますが、
①まずはコンセントを抜きましょう。
②水を止めます
下の写真の矢印を、マイナスドライバーで締めます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/InkedIMG_20210310_135525_LI-768x1024.jpg)
③ちなみにうちの配管のパターンだと、下の写真の矢印部分は別途購入です。
ホームセンターで買いました。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/InkedIMG_20210310_135532_LI-768x1024.jpg)
④無事にコンセント、配管を外したら、ウォシュレットの横にあるボタンを押して、
本体を引き出します。
このボタンは片側のみです。
写真は付け替えた後の奇麗な状態ですが、
溶け出た樹脂が糊のように引っ付いて、簡単に外れなかったため、
反対側も結構探してしまいました。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/InkedIMG_20210310_135604_LI-1024x768.jpg)
もうベースプレートで問題
本体を外すとこういうベースプレートが残ります。
これも付け替え後の奇麗な写真です。
実際は樹脂でネバネバ。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_2131592_-1024x722.jpg)
さて、
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_203805-768x1024.jpg)
これがベースプレートです。
便器本体にこれをつける事で、ウォシュレットが固定できるようになります。
これがある事で、大抵のウォシュレットは座って左の小さなボタンを押しながら、
引いて外すことが出来ます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_203804-768x1024.jpg)
この、裏面のゴムと樹脂で出来た部分が、
ねじを締める事で膨らみ、便器に固定されます。
で、これは古いのは外せとの指示なのですが、
経年劣化でネジを回しても「空回り」してしまいます。
しかもネジと固着部分もあり、外れません・・・・。
片方はネジザウルス(ペンチ)で後端の固着したナット部分を掴み、
ネジを回すことで外せました。
もう片方は失敗し、ネジを舐めてしまいました。
電動工具の失敗ですが、手ではちょっとしんどいんですよね…。
これは「ドツボ」です。
ベースプレートのネジが外れない時の対処法
こういう時の対処法をお伝えしたいと思います。
ここが今回のキモです。
実際にとった方法は、ネジの頭の下にサンダー(ハンドグラインダー)の刃を入れ、
「秒」で切り飛ばしました。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210310_135027-768x1024.jpg)
はい、ちょっとハードル上がりましたね。
100歩譲ってもし旦那様が仕事でサンダーを使っていたとしても、
家にはないかもしれません。
そこで、冷静な今、ちょっと考察してみます。
こういう時の一般的な方法でお勧めしないのが、
「タガネ」でネジの頭に切れ込みを入れ、マイナスドライバーで回す、です。
ステンレス製のネジは硬く、かなり叩く必要がありそうでした。
便座が壊れるとダメージ大なので、実はちょっと叩いてやめました。
まあ、「タガネ」のない家の方がまず多いですしね(;^_^A
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210310_135116-1024x768.jpg)
①強引に引っこ抜く
今考えてみると、これが案外行けた可能性があります。
前提として樹脂などが劣化してネジがぐらぐらで、でもナットが外れない状況です。
ナット自体は便器の穴を通りますので、男性が工夫すれば可能性があります。
②焼く
シンプルにバーナーで樹脂、ゴムを焼けば簡単に抜けると思われます。
便器は陶器ですし、水がそばにありますので、火災にもなり難いと思われます。
においはすごいと思われます。
もちろん何が近くに置いてあるかはお家でバラバラですので、
充分気を付けたうえ、自己責任でお願いいたします。
DIYでも使えるバーナーを比べてみる | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)
安全な①でやってみて、ダメなら②というのが良いかもしれません。
出てきた樹脂の対処法
次に「樹脂が溶け出て困っている」対処法です。
検索してないけどそういう人他に居るのかな…。
下に樹脂の付いた画像を小さく出していますが、
見苦しいのでちょっと色を明るく加工しています。
実際は茶色く、もう完全に「アレ」です。
これはどんな感じの物かというと、「水あめ」の様な困った感じ。
固まりきらない接着剤だと思います。
服や髪に付いたら終わりですので、服装は気を付けてください。
取り除く方法ですが、結構時間がかかります。
大まかにはスクレイパーでとっていきます。
無ければ古いカード類で試してください。
今回はキャッシュカードでやりました。
↓こういうのですね。
秒でカードで色々DIY出来る | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)
その後は残ったものを
「ヒートガン」で熱して、雑巾でふき取ります。
この雑巾は乾いたもので。
「Tooltoo」ヒートガンのレビュー | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)
ヒートガンが無ければ、ドライヤーでやってみてもいいかもしれません。
温度は低いですが、ないよりマシです。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_2037472_-768x1024.jpg)
↓なんとかなりました・・・。
床に落ちていた部分は多少跡になりましたが…。
ベースプレートを付ける穴にまだ黒いゴムが残っていますが、
これは手で取れました。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_2127242_-768x1024.jpg)
さて、先程の画像と同じですが、ベースプレートを取り付けます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_2131592_-1-1024x722.jpg)
ウォシュレット本体を差し込んだら、
配管をして、止水栓を開けます。
後はコンセントですが、その前にアース線を止めます。
うちのトイレは狭いせいでこのアース線も止めにくく、
Uの字型の端子をつける事にしました。
電工工具もあるんですが、取りに行くのが面倒で、
手元の「ザウルス」を試したところ、案外良い感じ。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_215827-768x1024.jpg)
この、先の方のちょっと飛び出た部分でかしめてやります。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/InkedIMG_20210308_215737_LI2_-768x1024.jpg)
道具は適材適所、なんにでも使える謳い文句の工具は大抵使いにくいが、
親が買って置いてあったネジザウルスは時々謎の力を見せます。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210308_220111-768x1024.jpg)
コンセントに刺して完成^^
理論上、便座の交換はどなたでも可能ですが、トラブルは何か起きるかもしれません。
想定していない事ですから、出来れば僕のように夜のスタートはお勧めいたしません。
お店が閉まってるんで。
でも工夫すれば何とかなる可能性も大です^^
↓最近作ったもの「チタンの立体ドッグタグ」裏面にも刻印打っています。
![](https://blog.urus-fehu.com/wp-content/uploads/2021/03/DSC_0002-1024x678.jpg)
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