トイレの便座交換。ウォシュレット交換。ベースプレートが外れないのを秒で直す。

DIY
DIY物づくり

うちのウォシュレットは今日も気分よく水を出してくれています^^

しかし一点だけ何年も抱えている問題があります。
機械から茶色い何かが出るのでス・・・。

どう見ても「あれじゃね?」
書いちゃダメなやつじゃね?

違うんです。
どうも聞いたところ、「基盤」が溶けて出てきている、というのです。

基盤?ほんとかよとも思うのですが、
出てきているのは樹脂のようですので、
防水処理に接着剤の様なものでコーティングしているのではないでしょうか。

交換することになったので、この樹脂の厄介さや、
古い便座の交換でまずい事態に陥ったことを書いてみます。

取り外し

茶色い樹脂がどう見ても「やつ」なので、
交換前の写真はあまり撮っていません。
すみません・・・。

まあ、色んな所で解説されていますが、
①まずはコンセントを抜きましょう。

②水を止めます
下の写真の矢印を、マイナスドライバーで締めます。


③ちなみにうちの配管のパターンだと、下の写真の矢印部分は別途購入です。
ホームセンターで買いました。


④無事にコンセント、配管を外したら、ウォシュレットの横にあるボタンを押して、
本体を引き出します。
このボタンは片側のみです。

写真は付け替えた後の奇麗な状態ですが、
溶け出た樹脂が糊のように引っ付いて、簡単に外れなかったため、
反対側も結構探してしまいました。

もうベースプレートで問題

本体を外すとこういうベースプレートが残ります。
これも付け替え後の奇麗な写真です。
実際は樹脂でネバネバ。

さて、

これがベースプレートです。
便器本体にこれをつける事で、ウォシュレットが固定できるようになります。
これがある事で、大抵のウォシュレットは座って左の小さなボタンを押しながら、
引いて外すことが出来ます。

この、裏面のゴムと樹脂で出来た部分が、
ねじを締める事で膨らみ、便器に固定されます。

で、これは古いのは外せとの指示なのですが、
経年劣化でネジを回しても「空回り」してしまいます。
しかもネジと固着部分もあり、外れません・・・・。

片方はネジザウルス(ペンチ)で後端の固着したナット部分を掴み、
ネジを回すことで外せました。

もう片方は失敗し、ネジを舐めてしまいました。
電動工具の失敗ですが、手ではちょっとしんどいんですよね…。

これは「ドツボ」です。

ベースプレートのネジが外れない時の対処法

こういう時の対処法をお伝えしたいと思います。
ここが今回のキモです。

実際にとった方法は、ネジの頭の下にサンダー(ハンドグラインダー)の刃を入れ、
「秒」で切り飛ばしました。

サンダー

はい、ちょっとハードル上がりましたね。

100歩譲ってもし旦那様が仕事でサンダーを使っていたとしても、
家にはないかもしれません。

そこで、冷静な今、ちょっと考察してみます。

こういう時の一般的な方法でお勧めしないのが、
「タガネ」でネジの頭に切れ込みを入れ、マイナスドライバーで回す、です。
ステンレス製のネジは硬く、かなり叩く必要がありそうでした。
便座が壊れるとダメージ大なので、実はちょっと叩いてやめました。
まあ、「タガネ」のない家の方がまず多いですしね(;^_^A

タガネ

強引に引っこ抜く
今考えてみると、これが案外行けた可能性があります。
前提として樹脂などが劣化してネジがぐらぐらで、でもナットが外れない状況です。
ナット自体は便器の穴を通りますので、男性が工夫すれば可能性があります。

焼く
シンプルにバーナーで樹脂、ゴムを焼けば簡単に抜けると思われます。
便器は陶器ですし、水がそばにありますので、火災にもなり難いと思われます。
においはすごいと思われます。
もちろん何が近くに置いてあるかはお家でバラバラですので、
充分気を付けたうえ、自己責任でお願いいたします。

DIYでも使えるバーナーを比べてみる | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)

安全な①でやってみて、ダメなら②というのが良いかもしれません。

出てきた樹脂の対処法

次に「樹脂が溶け出て困っている」対処法です。
検索してないけどそういう人他に居るのかな…。

下に樹脂の付いた画像を小さく出していますが、
見苦しいのでちょっと色を明るく加工しています。
実際は茶色く、もう完全に「アレ」です。

これはどんな感じの物かというと、「水あめ」の様な困った感じ。
固まりきらない接着剤だと思います。
服や髪に付いたら終わりですので、服装は気を付けてください。

取り除く方法ですが、結構時間がかかります。

大まかにはスクレイパーでとっていきます。
無ければ古いカード類で試してください。
今回はキャッシュカードでやりました。
↓こういうのですね。
秒でカードで色々DIY出来る | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)
その後は残ったものを
「ヒートガン」で熱して、雑巾でふき取ります。
この雑巾は乾いたもので。

「Tooltoo」ヒートガンのレビュー | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)

ヒートガンが無ければ、ドライヤーでやってみてもいいかもしれません。
温度は低いですが、ないよりマシです。

↓なんとかなりました・・・。
床に落ちていた部分は多少跡になりましたが…。
ベースプレートを付ける穴にまだ黒いゴムが残っていますが、
これは手で取れました。

さて、先程の画像と同じですが、ベースプレートを取り付けます。

ベースプレート

ウォシュレット本体を差し込んだら、
配管をして、止水栓を開けます。

後はコンセントですが、その前にアース線を止めます。

うちのトイレは狭いせいでこのアース線も止めにくく、
Uの字型の端子をつける事にしました。

電工工具もあるんですが、取りに行くのが面倒で、
手元の「ザウルス」を試したところ、案外良い感じ。

この、先の方のちょっと飛び出た部分でかしめてやります。

ネジザウルス

道具は適材適所、なんにでも使える謳い文句の工具は大抵使いにくいが、
親が買って置いてあったネジザウルスは時々謎の力を見せます。

コンセントに刺して完成^^

理論上、便座の交換はどなたでも可能ですが、トラブルは何か起きるかもしれません。
想定していない事ですから、出来れば僕のように夜のスタートはお勧めいたしません。
お店が閉まってるんで。
でも工夫すれば何とかなる可能性も大です^^

↓最近作ったもの「チタンの立体ドッグタグ」裏面にも刻印打っています。

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