ミニクーパー・R50のキーの電池交換・借りてる車のキーの電池交換はドキドキ。

DIY
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ちょっと事情があり、友人でもある車屋さんから「ミニ」を借りています。
ねこへい工房のコブです。
本業は主にチタン工芸家です。
アクセサリーが多いです。

「ミニ」と聞いた時、ミニキャブかな?と思っていましたが、
お外車のミニクーパーでした。
今はBMWになるんでしたっけ?

初期のモデルのようですが、この頃のミニは足回りが固くて、
これはこれで走るのが楽しいです。

かなり背が低い車だからか、
グイグイ曲がり、電子制御のおかげもあるのか、雨の峠でもあまりタイヤの滑った感じがしません。
実際は滑っているはずですが。

バイクに注力するために(実際は金銭的な理由で)、
車の情報はあまり入れないようにしていますが、
車に興味が出てまずいです・・・・。

本題ですが、キーレスエントリーであるこの車のキーの電池が切れているようで、
ボタンを押しても車のカギが閉まりません。

型式がR50だったかでしょうか、キーの形で分かりますが、
初年度登録が平成17年、多分初期型の中では後期となるのでしょう。
なんと電池交換不可で、鍵ごと交換、3万円とかするらしいです。

じゃあ、ちょっとDIYで電池変えておきましょうか?

と車屋さんに電話でOKを貰い、
アマゾンで電池注文。
送料込みで約1000円で買えます。

キーの本体も、中の基盤も格安の中華製が購入可能です。
ざっくりとですが、アマゾンで3000円ほどに見えました。
アリーエキスプレスだともう少し安価ですが、
届くのを待つのが嫌で、電池のみ交換します。


でも万一本体を破壊してしまっても、
何とかなるという事が解ったことは大きいですね^^

用意するもの

・カッター
・ハンダ
・接着剤(スーパーX)
・電池
TM VL2020・タブ角度90度

道具は比較的DIYの入門的な物ばかりですね^^
気を付けるのは、交換電池の、タブ角度90度。

同じ電池でも、タブの角度が180とか、幾つか種類があり、あせって間違える可能性ありです。
タブはハンダ付けするための「足」です。
電池にこれを色んな角度でスポット溶接して販売している人たちがいるのでしょうか。

分解

分解の手順ですが、そもそも非分解品です。
上の写真のスジボリの所にカッターを入れていきます。

少しずつ深くしていくつもりで、全周をなぞっていきます。
事前の調べで、「こりゃカンタン」と思っていたのですが、
カットのラインは思た以上の厚みがあり、
更になめていたせいで手元のカッターが貧弱で、
想定の倍ほど時間がかかりました。

万力があれば、金属部分を挟む事で
作業効率が上がります。
重要な部分を挟むことになりますので、
キーより柔らかい素材で挟みましょう。
何もなければ布でしょうか。

基本は奥まで挟んだ方がいいと思いますが、
あえて先の方だけ挟み、プラの部分が万力本体に当たらないようにしています。
机や、その上に敷いてあるマットの方が柔らかく、傷が付かないためです。

気を付ける所は、
紐などを通す上部は薄いものの、矢印の2か所を貫通するようにカットする必要があり、
カッターにはある程度の長さが必要となります。

電池部分ですが、↓の写真の矢印部分のタブ(足)がちぎれています。
想像ですが、押されるときにここに負担がかかったのかも知れません。
電池切れではないかもしれませんが、
いずれにろ新しい電池を入れるので電圧などは確認せず。

電池の交換

撮るほどでもないと思い、写真はありませんが、
電池を外すには、基盤の裏からハンダを当て、溶かしながら足を抜きます。

今回、折れた足があったので、こういう加工に特別得意ではない私は、
折れた方は抜かずに、
溶かしながら新しい電池の足を差し入れました。

これだけが悪かったわけではありませんが、少し電池が基板より浮いています。
他人の所有物に、あまり熱を加えたくなくて、諦めましたが、
これが原因でまた足が折れるかもしれません。
分解の可能性を視野に入れたボンド付けとします。

基盤を戻します。

↑電池のタブの形状などが少し違いますが、特に問題ありませんでした。

この段階で本体を合体させ、セロテープで仮止め、
ボタンが機能するか車の所に確認しに行きます。

問題なく機能したのですが、
万一機能しない場合、
リセットの手順が必要な場合があるようです。
その場合は下記の手順のようです。


  ①運転席側の窓を全開にして車外に。
  ②キーを差して、アクセサリまで回し、OFFにしてキーを抜く
  ③キーのOPENボタンを押しながら、Closeボタンを三回押して、Openボタンを離します。
  ④ドアロックが動作
 

本体の合体

写真の電池は古い方

切断面のささくれをカッターで簡単にならし、
接着剤の「スーパーX」を切断面に塗り、適当なもので挟んでおきます。


分解時の事を考えて接着剤は少量にしましたが、
スーパーXは弾力があり、カットしやすそうです。
しっかりと塗り、防水性を優先すればよかった・・・。

無事に完成しました^^

作業時間は1時間弱でした。
分解に想定の倍ほどかかりましたが、道具をいいものにしても、
半分にはならないでしょう。
鋸で切断するなら別ですが、
基盤を傷つけてもつまらないので、ゆっくりやる事をお勧めします。

今回も面倒でアフィリエイト無し・・・w。

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