Bosch製ディスクグラインダーレビュー

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こんにちは。
ねこへい工房のコブです。

先日安価なSENTOOL製のディスクグラインダーを購入。
ブログ記事を書いていたところBosch製に思う所があったことを思い出して書くことにしました。

↓SENTOOL製ディスクグラインダーの記事

おすすめの安価なディスクグラインダー | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)
通常使用には大きな問題が無いものの、Bosch製は控えの選手としてベンチ(工具箱)にいます。

現在現役の日立の高級機、安価なSENTOOL製の2機と、
過去に使い潰した安価なノンブランド機などを比較にして記事を書いています。

2023年の12月、ホームセンターで商品入れ替えのため安価になっていました。
型落ちという事になるのだと思いますが、その分アマゾンでも安価になっているかと思います。
Amazon.co.jp: Bosch Professional(ボッシュ) 100mmディスクグラインダー GWS750-100I : DIY・工具・ガーデン

1日でベンチ入りですので長期使用での感想は書けないですが、
ディスクグラインダーを結構な台数使い潰してきた身からの視点です。

まず外観ですが、非常にかっこいいです。
主観ですがBosch製は基本的にかっこいいと思います。

箱も青くてかっこいいですね。
ディスクグラインダー界のブルーディスティと言っていいでしょう。
定価11800円とシールが張ってありますが、
1万円以上の機体は高級機だと思っています。

本体以外の付属品です。
変わっているのは、砥石を交換する工具の後部に六角棒レンチが付いています。

砥石が付いていない点も珍しく、プロ志向を感じます。
大抵付いてくる安価な砥石は捨てる事になってしまいます。
用途で使う砥石は変わるからです。

左利きでも

オンオフのスイッチはサイドに。
右手の親指で操作となります。
安全面でお勧めしませんが、片手で作業できる前提かも知れません。
この方向からもかっこいいです。

↑「4方向ヘッド」という機構により、180度ひっくり返すことで左利きでも使いやすくなっているようです。
日本より左利きも多いイメージ海外製という所でしょうか。

僕は会社員時代に右手が腱鞘炎になってしまい、
右手同等とはいきませんが左手での作業を覚えました。
この機構があればよかったか?と聞かれると、
当時使用の物はスイッチはお尻にあったのであまり関係ないかも…。

保護カバーはボッシュ独自の取り付けになっていて、
安全かつ高級感があります。

スイッチは好みが分かれそう

Bosch製のタイプのスイッチは他にも使っていたことがありますが、
個人的には慣れませんでした。
下の画像の右がBosch製ですが、他の2台の様なお尻にあるスイッチのような
「トグルスイッチ」が断然好きです。
とっさの時にスイッチを切りたい時はやはりこちらです。
トグルスイッチは張り出すので、お尻以外では設置が難しいでしょう。

高い安全性

↑この機能は初めてです。
ディスクグラインダーを使う現場で一番起こる危険なので、
逆に今までなかったのが不思議ですが、
訴訟大国ならではの、と書こうとしたらBoschてドイツか。
ドイツクォリティーの底力を感じます。

↑急激に、外力で強引に止まった時にはブレーカーが落ちるイメージでしょうか。
この機能も未体験です。
これも素晴らしいドイツ力だと思います。

Bosch製高いなと思っていましたが、内容を見るとむしろ割安です。

スピードコントロールの外付けが出来なかった

実は非常に個人的な不満点なのですが、外付けのスピードコントロールが機能しなかったことがベンチ入りの一番の理由です。

↑このコントローラーを使用しています。
他の製品は機能する可能性はあります。

素晴らしい安全対策の機能が満載なのですが、多分、このせいで使えないのだと思います。
電気にそこまで詳しくないものとしては不思議なのですが、
コントローラーの目盛りをMaxで使ってもグラインダーが起動しません。

↓Bosch製の変速機付きで解決ですが、今の作業内容にはちょっと高級過ぎて…。

Amazon.co.jp: Bosch Professional(ボッシュ) ディスクグラインダー(X-LOCK・ダイヤル式無段変速・再始動安全機構) GWX750-125S : DIY・工具・ガーデン

唯一、ロックボタンは本当にダメ


ヘッドにある赤いロックボタン。
形がまたかっこいいです。
でも操作感は最悪です。
砥石を交換するのに押して固定するボタンですが、噛み合いがシビア過ぎるのか、
なかなか押し切れずロックできません。

プロであるほどこの時間のロスにイライラすると思います。
時間=お金だからです。
もし個体差ならそれも問題ですね。

実際に鉄をカットしてみて

横面のステッカーの形状、さらに右の立体感のあるマーク、どちらもかっこいいです。
日立製は750Wは同じで、毎分の回転数が日立製の方が100回転高いです。
100回転はひょっとしたら誤差の範囲かも知れませんが、
Bosch製の方がほんの少しだけ音が小さいかもしれません。

実際に40mm角位の大き目の鉄製角パイプを切断すると使用感はいいです。

日立同様高級機の音です(どうでもいいか)。
安価な物は異音というか、結構うるさくて壊れるんじゃ?という気持ちになりますが、
今回の3つはギアの噛み合いが悪いなどの異音は少なかったです。

Bosch製だけスタート時が緩やかに制御されている事が感じられます。
比べ無いと分からない程度ですので、ネガティブな面はありません。

握りやすく、回転も滑らかに感じます。
安全対策の機能は通常の使用では特に問題ないようです。
とは言え基本的にうるさい機械なので、普通にうるさいです。

本体に貼ってあるラベルです。
画像の上から日立製、SENTOOL製、Bosch製となります。

Bosch製が750wと高いです。
回転数は日立より少し低く、ひょっとしたらトルクに振っているのかも知れません。
使用時も力が強い様に感じていました。

ボディは樹脂製

左はSENTOOL製、中央が日立製、右がBosch製となります。

安全装置が組み込まれているせいか、少し長いですね。
日立のみ本体がアルミ製です。
職人にはアルミ製が人気ですが、すごく長時間使用しているとアルミの固さが辛く感じます。
Bosch製の樹脂は握り心地が良さそうですが、実際この3つの中で僕は一番疲れにくいと感じました。
長期に使用していないので印象ですけどね。
樹脂とはいえ凝った造りではあります。

横幅は日立製約59mm、
Bosch製約54mmと意外にもBosch製が細いです。
細身かどうかが高級機の一つの目安なので驚きです。

縦幅は日立製約56mm、
Bosch製約59mm。
Bosch製は断面が縦長で珍しい気もしますが、トータルでも細身ですね!
ヘッドを回転可能なので、ここに違和感が大きい場合は90度回転させる事で
違和感を消せそうです。
後部は少し膨らんでいますが、他の機種は横面にカーボンブラシの交換部分が飛び出ています。
これを内臓してのサイズなので、やはり優秀なデザインですね。

カーボンブラシの交換はメーカーで。それを含めて優秀なディスクグラインダー。

通常はカーボンブラシの交換を自分でするものだと思います。
大抵は交換用のブラシが付属しています。
Bosch製に関しては交換用が付属しておらず、一見どこに入っているかもわからないので、
「まさかブラシレスモーター?!」と驚いて調べたところ交換はメーカーで。
勝手に交換すると保証外のようです。

保証を気にしなければ、ブラシは交換は可能です。
他の機種よりは難しいですが、調べれば交換記事が見つかりました。

メーカーとしては機械の中にゴミが入り難い構造だったり、もう触らないで、という事だと思います。
メンテして長持ちさせたい僕としては折り合いが良くないですが、
会社として社員に持たせる前提ならとても考えられているなと思います。
安全対策機構を含めて、事故が減ること間違いなしです。

現在の用途がスピードコントローラー前提の使用なので僕にはマッチしませんでしたが、
切断メインや工場でガンガン使うならいい機械に思えます。
逆に初心者の場合は安全面での優秀さでお勧めできます。

本業はチタン工芸家、主にチタンアクセサリーを製作しています。
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↓海外販売は主にPinkoiで
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↓オープンチャットで情報交換を始めました。
私的には成功、失敗、何も起きなかった等の個人の体験談を聞きたいです。
一次情報である個人の体験談はどんな内容も貴重です。
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