現状を変えるジャイアントジャンプとベイビーステップ

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こんにちは、ねこへい工房のコブです。
弱小チタン工芸家の私が目標の立て方とか冷静になってしまうと笑っちゃいますが、
備忘録的な面もあります。
皆様のおかげでなんとか希望の生き方が継続出来ています。
ありがとうございます<(_ _)>

↓前回は目標設定について、私をを例に少し書きましたが、

ビジネス面での私の1年の振り返りと目標設定② | コブログ(ねこへい工房。のコブのブログ) (urus-fehu.com)

目標のまた別の面に目を向けたいと思います。

先日オープンチャットで話していたのですが、
目標は「今後の自分のメンタル」を考えて立てる事が重要です。

↓オープンチャット

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通常立てる目標は、大抵の場合短期や中期の目標です。
重要だと思うのは、目標をクリアすることにより自信を付け、
更に大きく進めるようにメンタルを育てていくこと。


長期というか、大目標として「世界を平和にする」みたいな、
今すぐ実現の難しい目標はモチベーションを維持するためにたてます。

現在弱小チタン工芸家の私は、独立時に収入が月一桁万円しかありませんでした。
独立時に仮に月平均5万円しか収入が無かった場合、
次の年の月平均を20万円にすることは心の中で「無理かも」という感情が出ます。
サラリーマンとしては不思議ではない額でも、5万円から4倍というのはリアリティが感じにくいのです。

実際に可能かどうかは決まっていませんが、
「無理かも」のような感情があると行動にブレーキがかかりますので、
不利な戦いになるのは間違いありません。

心理的な無理が大きいとどこかで疲労してしまい、
数年後に進めなくなるパターンも考えられます。

経営者の多くは地道にコツコツ

自分が無理と感じないか、ストレスでブレーキとならないかをよく検討します。
その意味で「コツコツ進める」という選択は非常に有効です。

実際に数人の経営者とお酒の席で聞き取りをした事がありますが、
大抵は「地道にコツコツ」と、一見つまらない回答が返ってきます。

若い頃はこうした事がピンときませんでしたが、
実際に1つか2つの事を少しずつ育て進める事は実は大変にドラマチックなものです。

自分の手で進めている実感もありますが、
秀逸な「ドラマ」には緩急があるものです。
「運よく成功、運よく大金」だけではドラマにはなりません。

少しずつ進める事でメンタルを育てる

目標は「出来る」と思える事が重要です。
上司や先生に決められた目標に対して「できねーよ」と思った経験はないでしょうか。
そうした場合、目標に対して反抗心、抵抗が出ているはずです。
その場合能力があっても、自分で無意識に目標を達成しないように行動します。

自分で目標を立てる場合、比較的大きな目標でも反抗心は起こりにくいの有利ですが、
より上手く進めるために、あえて小さな目標を立てる事もいいものです。
次に目標を立てる時、「自分は立てた目標をクリアできる」というメンタルを手に入れるのです。

繰り返していくと、「私は出来る」というメンタルが育ちます。
すると目標を立てた時に、「達成可能である」と無意識が認識します。

仮に月平均5万円だったとしたら、次の年は自分はどれくらいまで信じられるか、とも言えます。
いきなり20万円ではなく、10万円又は8万円と、数年かけて進めていくのです。


反対に失敗していくと「自分は出来ない」という認識が生まれるので、
私は目標を立てる時に実は真剣に悩みます。
その後の目標に大きく影響するからです。

セオリーを外すが見返りの大きい目標の立て方もある

目標には一気に大きく進める手法もあります。

「ジャイアントジャンプ」とか聞いた気がしますが、
会社員時代に自分に課していたので経験を書けます。

その時もモノづくりをしていましたが、
プロが1時間に10個作れる所、30個出来ないかと常にトライしていました。
同業者の3倍出来る方法を常に検討していました。

独自に考えた条件なので、否定的な意見もあるかも知れませんが
次の条件で常に新しい方法を探していました。。

〇考えついた新しい方法を使い、時間を区切って全力で製作する。

条件はそれだけ。
工程ごとに区切ったり、単に個数で区切りもしますが、一番重要なのは真剣度で製作時間が変化しないように全力を出せる短い時間であること。
この方法が早いはずというメンタル面の影響を排除したいのです。
15分までが望ましいです。

良い経験だったと思う事は多いですが、一つは営業職等のような複雑な要素が少ない事です。
「作る」という作業にはすぐに限界が来るのです。
限界が来た時は手法を変えるしかないのです。

この「ジャイアントジャンプ(だったか定かでないが)」のポイントは、
3倍となると「頑張る」ではクリアできない事です。
私の前提の場合はすでに「全力で」となっていますし。
自分で意味を理解してトライしていたので、実際には5倍10倍を目標にすることもありました。

他の製作手順を探して新しい手順などを思いついたら、短い時間で検証するのです。

私は当時この新しく仕入れた考え方にはまり、
作業しながら次の手法を考え、思いつくと
ドラッグでもやってんのかというハイな状態で狂ったように作業していました。
「全力で」という前提で時には叫びながら、時にはののしりながらです(笑)

この手法が使えたのは、早く作って楽をする、自己肯定感が上がる等のメリットから、
また自分で設定したものだからです。
気分が乗っていて、やっていて楽しかったのです。
アドレナリンをどくどくと出し、そう若くない体は終わると大変に疲れてしまうのですが・・・。

余談ですがこれは会社を辞めざるを得なかった理由の一つでもあります。
会社ではのらりくらりと時間を過ごし、長く残業をする必要があったからです。
私が楽しいと思えた方法では、肉体的に長時間働けず、成果を何倍出しても評価が低かったのです。
その面では自分の首を絞めたとも言えます。
(主観ですし上司に愛される必要等、実際には別の要素も大きかったのでしょうが)

今の私があまりやらないのは、作っている物が大量生産品ではない事が理由ですが、
もし個人事業主の私がこの手法で考えた場合どうなるでしょうか。

・誰でも出来る方法を検討し、人を雇う。
・工程を分け、外注に出す。

他にも沢山ありそうですよね。
会社員時代より自由度が上がり、打ち手が多いはずです。
そうです、基本はそうしてブランドを作っていくんでしょう。
わかっています。
でもやりたくないわけです。

「自分だから出来る事」をしたかったり(厳密には誰でも出来る事でしょうが)するわけです。
比較的得意だった「ジャイアントジャンプ」は、
あえて言うなら独立した時点で、一旦ジャンプを終えたと言っていいかもしれません。

ジャイアントジャンプのデメリット

成功すると非常に楽しく自己肯定感も上がるのですが、通常はお勧めしません。

今までのやり方で出来ない成果を求めるので、目標クリアに失敗する可能性が結構あるからです。
また一つには誤解して「大きな博打」を打つ人もいます。
大きな利益はモチベーションとして有効ですが、
やりたいことは「打ち手の変更」です。


「1割売り上げを上げよう」
だと、今までの打ち手のまま頑張ってしまい、無理をしてしまう。
そういう場合にこれを避けるための手法に過ぎないのです。

失敗した時には「目標を達成出来ない」という認識が脳に残る可能性があります。
これが一番いやな事なので、1年の目標のような長めのスパンでは採用したくありません。
基本的には「ベイビーステップ」コツコツ進める事をお勧めします。
使うとしたらメンタルを育て上げ、
ここぞという時に「ジャイアントジャンプ」という感じでしょうか。

小さな一歩を重ねていく事は、後で振り替えると楽しくドラマチックなものです。
ちょっとした出来る事から進めていきましょう♪
上手く深層心理が働けば、頑張ることなく何となく前に進んでいきます。


本業はチタン工芸家です。
アクセサリーが多いです。
よろしければ一度見てやってください。

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