作っている時のエネルギーが大事。自己イメージが下がらないように。

スピリチュアル
スピリチュアルビジネス物づくり

自分の好きな人が作ったものは、
特別だったりしませんか?

お母さんの作ったおにぎり。
好きな人と一緒に作ったご飯。
好きな人からもらうチョコレート。
二人で作ったリング。


嫌いな人からのプレゼントはちょっと微妙ですね。


もちろん受け取った人の気持ちの問題が大きいですが、
「物」にも作っている時のエネルギー波動が影響すると言われます。
簡単に言うと作っている時の感情が影響するということですね。


「何もない」と思っているのであれば、
完全な工業製品で良いですし、効率化の追求をすることになります。
前職ではそういう作業をしていました。
誰よりも効率化して、単価を上げることに喜び見出していました。
そうするしかありませんでしたし・・・


「何かの部品」を作る事の多かった仕事ではそれでよかったのですが、
今思うと全力疾走で作業するような、
「怒り」に近いエネルギーで作っていました。

今作っているような身につける物ですと、
あまりそういう気持ちで作るのはどうかと思います。

まあプラシーボのような、人間の、本人のエネルギーが一番強いので、
使う人が「いいものだ」と思っていれば
所有している人にとっては関係ないと言えば関係ないのかもしれません。


それに、
結局は買っていただくお客様の好き、嫌いで決まるべきもので、
ある意味でいいも悪いもないのですが。


しかし、もしご購入いただく方が何も感じなくても、
少なくとも制作者側にとっては大きな違いが出ます。

もう少し現実的な(と一般的に言われる)話です。


お仕事には、
「時間単価を考えろ」という意見があります。
反対に「時間単価を考えるな」という意見もあります。
どちらも意味がありますね。


状況によってどちらも大切だと思うので、
私の状況で感じることですが・・・。

会社員の時、時間単価を追求していました。
1時間当たりの成果が会社での自分の価値のように感じるからです。
強制されたわけでなく、自己満足です。

副業で少しずつ身につける物を作り始めたわけですが、
会社を辞めてからもしばらくはこの感覚が続きました。
別に悪い事ではありません。
むしろより重要な事になるでしょう。

これを計算しなくては赤字となり、続けることが出来ないわけですから、
買って下さるお客様も、作り手も困ります。


ですのでそれとは別の、メンタル面の話と言えばいいでしょうか。

製作している時に、金額に対してかけられる時間というものがある程度決まります。
工賃ですね。
ただ、自分が納得しない事があるわけです。


私は、何かを作る人は皆、「いいもの」を作りたいはずだと思っています。
仮に工場で働いていて、どんなに適当に作っているようにみえても、
潜在的には「いいもの」を作りたいのだと思っています。

「いいもの」を作らせてもらえない環境などで、
自分の気持ちの裏返しでいい加減に働いている場合もあるでしょう。

何かを作る仕事を選んだ時点で、大抵は作る事が好きなのです。

お仕事となると割り切らねばならない時はあるものの、
本来は作ったものが、自分がある程度は「納得」できるものでなくては、
ストレスがたまるものです。

もちろん注文された方が望んでいる形が大事で、それに答えられれば良く、
注文が「5の仕上げで価格はこれ」と分かっていれば、
「10の仕上げ」にする必要はないと思います。

しかし、モノづくりの中には数値化出来にくいものも多く
「これくらいなのかな?」
と悩みながらとなります。

こうした時に、時間(工賃)に囚われすぎて、
商品としては良くても自分が納得いかない状態で終えると、
お渡しした時、いつも以上にドキドキすることになります。


このストレスがしんどい場合、仮に注文が「5の仕上げ」と想定したものでも、
7とか8の仕上げで完成することで、
「これでもし文句言われるなら知らん」と思えます(笑)
仮にイメージと違うと言われてもあまり傷つかずに済みます(;^_^A

ビジネス的には、予定よりちょっといいものを作れば
リピートしていただける率が上がるわけですし、
もっと重要なのは作り手のメンタル面で、
自分にとって不完全と思えるものを作りすぎると、
自己イメージが下がります。

自分は「喜んでもらえている」「いいものを作っている」
と思えるように行動することで、
作る工程も明るい気持ち、楽しい気持ちでいられ、
より良いもの、アイデアが生まれます。

実際には作業自体は「無心」だったりすると思うので、
言葉にするとちょっと違うと思うのですが。


現実的な表現をするとこんな感じですが、
作った時のエネルギーが完成したものに影響する、
と考えているかどうかで、ニュアンスが変わる気がします。


ちなみにもし、自分の能力の最高が10だとして、
「10の仕上げ」を求められたら基本は断ります。
想像で10だと、実際には11だったりして出来ない事もあり、
出来ない事は引き受けない事も重要だからです。

チャレンジしたい時は慎重に話を進めていきます。




最近も自分が納得したくて、新しいパターンをお値段の3倍は時間をかけて製作してしまいました。
結果としての出来は別の問題ですが…(;^_^A
↓「3種の丸いチタンピアス」それぞれ表のパターン、内側のお色が違います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました