急に壊れました。
稼働は週に何回か、少ない時は月に何度かで5~6年使用、粉塵はなく使用環境は優しめです。
正直10年は壊れまいと。
故障の状況
前日までは通常通り電源オンで後部ファンが回りましたが、
当日朝はファンが回らず。
溶接自体は可能。
溶接を続けるとオーバーヒートしたり、基盤が溶ける可能性がありそうです。
選択できる修理方法
①通常は販売店や、溶接機で利用しているガス屋さん経由でのメーカー修理です。
この業界は大体メーカーが見積もり費用を要求してきます。
育良精機の場合は今回6000円でした。
ガス屋さんがこの額を聞いてきてくれて、「どうします?」の流れで、
一旦お断り。
②個人の修理屋さん
ネットで見つかるのか分かりませんが、
前勤めていた会社では①が高いので個人に頼んでいました。
当時で出張費だけで1万円かかりました。
まあ、やっぱりそれなりにかかりますが、
小さくない前の会社で基本的にこちらを選択していたという事は、
メーカーよりは安くなるんでしょう。
今回は自分で頑張る
②の連絡先が手元に無かったので(紛失かなあ、やだなあ)、
①のガス屋さんに連絡、修理代も安くないのでと新たに溶接機の購入を勧められ見積もり。
週明けに連絡との事なので、ダメもとで土日の間に自分で修理することにしました。
会社員時代、自分や周りの溶接機修理を何台か見ました。
ファンは基本は部交換での対応なので、
自分でも出来る可能性が高いです。
故障の個所がファンにスイッチを入れるどこかの回路だと難しくなっていくでしょう。
寿命以外の故障の原因は熱か粉塵です。
粉塵はショートに繋がるのでこれを防ぐため何かで本体を囲ったりの対策をしますが、
会社ではこれが熱を上げる原因になったりして悩ましかったです。
上手くバランスできたとしても埃は溜まっていき、排熱を阻害して基盤やファンが焼けるので、
年一でブロワーなどでの内部の掃除が推奨です。

↑ファンを外すと中の放熱板が見えます。
ここが埃で一杯に。
買ってから一度も内部の掃除をしていないとはいえ、
労働環境がマシな当機でこれかとびっくり。
熱問題以外にも直接ショートの原因になりますね。
分解と故障個所の特定
故障がファンなのか、断線なのか基盤なのか、
おおよそこの3つの内と予想して特定します。

ファンは外側の柵と共締めですが、↑青丸部分のネジを外して(反対側も)本体カバーを外し、
↓青矢印のネジを外して黄色いぺらぺらの板を外し、
内側のナットにアクセスする必要があります。

黄色いぺらは整流版の様なものですね。
赤丸のコネクターで繋がっているので外します。

↑赤丸の外したコネクタにテスターを使って、
電源を入れた時に通電している事を確認出来ました。
いやー、安心しました。
ファンの方のコネクターにテスターを使うと、どこかで断線していると思われます。
ファンの購入と交換
という事でサイズ等が同等の物を注文。
縦横120mmは多いですが、厚さが38mm、24Vは少ないようです。
Amazon | uxcell 冷却ファン DC 24V 0.40A 120mmx120mmx38mm 50,000時間 金属 プラスチック 1個入り | uxcell | ケースファン 通販
↑出来るだけ安価な物で、2500円位で買えました。
↓届いた。

↓右が付いていた物、左が届いたもの。

取り外したファンを見ると24Vです。
12Vのバイク用バッテリーがあったので繋いでみると動きません。
届いたものは動きました。
12Vでも動くんですね。
新ファンにコネクターが付いていないので、
旧ファンのコネクターを移植、本体に取り付けます。
コネクターまでこだわって探すと8000円位になりそうでした。
適当に探したのでもっとあるかも知れませんが。
比べてみると旧ファンの取り付け部分が厚く、長いボルトを用意しました。



今の所は問題なく使えています。
壊れたファンの修理
これでもういいんですが、ファンの故障原因が気になります。
過去の経験では、ファンはベアリングの寿命によって終わります。
このため、寿命を延ばすにはせいぜい熱対策くらいしかありません。
ベアリングの劣化でファンの音が変わり、結構前から具合の悪さが分かるのですが、
今回に限っては急死でした。
そこが気になって分解してみます。
分解と原因究明
分解は中央のシールを剥がすと軸が見えます。
この軸に青丸の「Eリング」のようなもので抜けないようになているだけでした。
ちょっとボケて見えませんが、かなり小さいもので、外すのもちょっと苦労します。
この中身に誰も興味ないだろうと詳細な写真を取らずですが、
青矢印にスプリング、ベアリングは赤矢印部分の裏表に計2個です。
赤矢印にファンを刺すと赤矢印の裏面に軸が見えます。
組む時はこの見える軸に赤丸の樹脂ワッシャー、最後に「Eリングみたいなやつ」で固定となります。

ばらすと↓の矢印部分が外れていました。

↑これがどこかというと、↓の赤丸(ファン本体のケース)に差し込まれて固定されています。
↓中央のファンが回るわけですが、赤丸パーツの固定が甘くなっていて、
つられて少し回ってしまい、断線という事のようです。

ファンの修理
この黒線をハンダでとめなおし、
先のように組み戻してシールを貼ると完成です↓。

これも治るとは思ってなかったな…。
コネクタを移植してしまったのでコネクタ買うか。
ひとまずこれは予備として寝かせておきます。


コメント