KSCP230 ファイアリングピンギミック・2024・10・30追記・更新

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DIYトイガン物づくり

実は出来の良いSIGP230ですが、
ファイアリングピンが「ヘックスネジ」で表現されている所が寂しいとの意見があるようです。
ただでさえコンパクトで、よくこのサイズで性能出してるなあと感動ものですが、
ファイアリングピンのギミックを作りたくなり、試行錯誤の上徐々にそれなりになってきました。

実銃のファイアリングピンの画像が上手く見つからずなのですが、
いずれにしろ可能な範囲でそれっぽく製作するしかないので同じかもしれません。

ボルトを一つ交換するだけの設計

スライドを挟んでブリーチを固定する、ブリーチスクリューの加工で表現することとしました。
他にブリーチスクリューの上からファイアリングピンを表現することも検討しましたが、
あまり厚みがあるとハンマーがバルブを叩ききれなくなることへの対応が要ります。

↓試作3号、ピンはステンレス。この3号でノーマルパーツの加工により販売に足る程度と判断。

↓現行バージョン。
ピンもスチール製にし、ブルーイング。ファイアリングピンの頭を丸く。

ピンの表に見える側は直径4mm、見えなくなる方は2mmちょっとくらい。

ブリーチスクリューの加工

①ノーマルのボルトに2.5mmの穴を開ける。
②表側から深さ約2mmで4φの穴を掘る。

ファイヤリングピンの製作

①4φの丸棒の片方を2∼2.4φ程度に加工。長さは8mm前後 
②2mm部の後端、1~2mm程度の所にEリング用の溝加工僅かに前気味に加工
③加工後のブリーチスクリューに入れて、短いようならEリングの溝を後方に広げる
④4φの側を現物合わせでカット

ブリーチスクリューを外すと中にスプリングが見えます。
このピストンの中にある「ピストンピンスプリング」で動作する構造を思いついての製作ですが、
スプリングにわずかですがテンションがかかるはず。
ガスガンはちょっとしたスプリングの違いで不具合が出たりしますが、
この程度では問題無いようです。

画像のスプリングは手元にあったものでノーマルではありませんが、
基本的にはノーマルでも動作します。

同じKSCのファイヤリングピンが表現されているCZ75のピンを触ってみると、
今回のファイヤリングピンも同じ程度のテンションに感じます。
非常に柔らかいです。
固いとバルブが叩けないですもんね。

↑試作3号はピンがここまで入る事で、マイナスドライバーでスライドに取り付ける事が可能です。
↓現行はピンを丸めたことで飛び出しが視覚的に少なく見え、
そのため飛び出しを多くしてピンが入った状態でもマイナスドライバーが使えません。

↓画像上部のような専用工具を製作。


現状でも締め付けトルクがノーマルよりかけにくいので、状況によってはネジロック推奨です。

↑試作3号↓

スチールテープの利用

このままでも個人的には満足ですが、
この取り付け法のためマイナスネジを切ってあることが恐らく実銃っぽくないでしょう。
そこで更にこの上から0.2mmのスチールテープを貼り付けます。
ポンチで穴を開けてピンのみ出るように。

分解整備する時はこのテープを剥がすことになります。

↑ブルーイングしたテープを貼ったバージョン。
後に実銃のファイヤリングピンの画像が見つかったので、こちらは鉄製のピンの頭を丸めて近づけています。
ブルーイングしています。

Amazonで購入したテープは定価500円以下のようです。

Amazon.co.jp: シンワ測定(Shinwa Sokutei) スチールシート 粘着剤付き 2枚入 200×100×0.2mm 72200 : DIY・工具・ガーデン

想定外だったのは白い紙が貼ってあること。
これを剥がし、コーティングらしきものを紙やすりで落とす必要がありました。
鉄をブルーイング、黒染めしたかったからです。
結構面倒ですネ。

スチールテープは
幅10mm弱、長さ13mm弱、
4.5φの穴位置は上部から約8.5mmの位置となります。


↑現在手元にあるのは初期のモデルで、真鍮ピストンにゴムOリングの仕様です。
ブリーチスクリューの品番は同じようなので使えそうですが、
後期のモデルはピストンカップ仕様、ひょっとしたらピストン内部の構造が違うかもしれません。

P230はその人気から息が長く、どのモデルに可能か検証していきたいと思っています。
またお金が(´;ω;`)
→現行モデルで動作確認いたしました。

追記・ノーマスプリングの加工

現行型を手に入れて確認した所、
交換、取り付けは問題なく出来ます。
しかしスプリングの外径の微妙な大きさにより、ファイヤリングピンが動作しなくなる時があります。

↑ノーマルスプリングの直径だと、ギミックの一部がスプリングに絡むように入る事があります。
スプリングの動きが悪くなり、給弾不良が起きる場合があります。

これは簡単に取れるので組み直せばまた動きますが、
ノーマルスプリングを使用の場合、スプリングの端、
ギミック側(スライド後部側)を少し小さくなるように曲げれば絡まず動作するようになります。

初期型も同サイズのスプリングだと思われますが、
早い段階で径の細いスプリングを交換していたせいで不具合を確認できなかったようです。

↑小さなペンチなどで曲げます。
特に熱を加えなくてもこの程度では折れないようです。

↑上から。

追記②スライドとブリーチスクリューの高さ合わせ

↑私の個体では画像の青矢印に部分に薄いゴムOリングを付けています。
薄いものが見つからず、スライスして付けた個体もありますが、
こちらは内径2mm位の小さな物を無理やり入れています。
理由を書いていきます。

ノーマルの状態だとスライド本体、スクリューの上あたりをハンマーが叩きます。
私の25年物(20年だったか)の230も、そんなに酷使していないものの、
スライドのスクリューの上あたりが結構欠けています。
この負担を減らすための高さ合わせです。
以前実験的にスライドより1mm高い状態で撃ってみると、ほんの少し弾速が落ちました。
スライドとツライチか、高くしても1mm以下が推奨です。
事情があって高くする場合、ハンマーをその分削れば弾速に関してはクリアできますね。

スクリューを叩かせる場合のダメージは長期的にはまだ分かりませんが、
現状でもスライドが欠けてスクリューを叩いているはずなので、
スライドを叩かせる意味がもしあってもその効果は時間の問題で失われますね。

私の個体は現在スチールテープを貼っているので、
スクリューをツライチにすることでスチールテープにつく打痕もマシになります。
これをしない場合はテープがはがれやすくなります。
この仕様の場合は痛んだスライドに補修しても見えなくなるので、
将来色んな手が打てそうです。

コメント

  1. dos より:

    初めまして、某所で見かけて感激して来ました。全P230ユーザー待望の素晴らしいパーツだと思います。
    因みにですが、ピン頭をこれ以上大きくするのは構造上やはり難しいのでしょうか…(実物やモデルガンはもう少し大きめなので)
    P230SLやP232用の製作も是非検討して頂けると幸いです。

    • cobbblog より:

      ありがとうございます^^

      はい。
      ピンの直径の理想はもう1mm大きいのかなと思いますが、
      構造上これ以上大きくした場合、ほぼストロークしなくなります。
      パーツリストを見る限りはp232も恐らくパーツが共通で使用可能のはずですが、どうでしょう。

      SLは最後に化粧で貼るスチールシートはアルミやステンレステープで良いと思うので、
      ブラックより簡単ですね^^
      丁度いいスチールテープがない事が悩みで…。
      ピンもステンレレスでの製作は可能ですが、実銃はどうなんでしょう。
      画像が見つらないんですよね(;^_^A

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